国家公務員試験を受けてきた話
昨日、国家公務員試験(大卒区分・教養区分以外)を受けてきました。
公務員志望って訳でもないんですけどね。なんでこんなことになったかというと、、話は1ヶ月前に遡ります。
4月某日、旧知の友人と飲んでいたところ、
友人「俺、公務員試験受けるんだ。君も受けてみたら?」
わい「うーん、めんどくさい対策もしなきゃいけないだろうし、受験料もかかるでしょ?」
友人「対策もそんなに必要ないし、タダで受験できるよ!」
わい「タダ......!!!」
タダって言葉に弱いんですよ。貧乏根性丸出しです。
さらに友人は続けます。
友人「まだ間に合うと思うけど、もうそろそろ出願締め切りじゃないかな?」
わい「まだ間に合う......!!!!」
この友人、実は人事院からの回し者なんじゃないでしょうか。乗せられやすい自分も大概ですが。
さて、早速出願を済ませたところで、試験情報のリサーチに取り掛かります。
が、これがなかなか複雑です。
自分で調べてみてわかったことをリストアップしていきます。
画像とかデータは
とか
https://www.jitsumu.co.jp/gokaku_navi/guide/sougou/
あたりを参考にしています。
- 今回の試験は1次試験で、大学受験でいうセンター試験にあたる。
- これを突破すると2次試験(筆記試験+面接)があるが、1次試験と2次試験の点数を総合して評価される。(図1)
- 1次試験は基礎能力試験と専門試験の2つの試験で構成される。(図1)
- 各試験ごとに配点のウエイトが異なる。(図1)
- 基礎能力試験は読解・判断数理・知識問題などで構成される(図1)が、知識問題はあまりの試験範囲の広さゆえに、対策するのはコスパが悪い。
- 専門試験は政治・経済・工学・数理科学などの分野から選ぶことができて、それぞれの科目で実施要綱が異なる。
- 問題レベルは高校卒業レベルから大学の学部レベル程度
- 足切りラインは各試験ともに得点率3割(図2)(つまり、ここに達していないと他がどんなに良くても落とされる)
- 1次試験の合格ラインは各科目5割程度(図2)
ふむ。半分なら取れるんじゃねーかとひとまず安心しました。
ですが、肝心の過去問がない。
基礎能力試験の過去問は書店などで買えるんです。
国家総合職 教養試験 過去問500 2020年度 (公務員試験 合格の500シリーズ1)
- 作者: 資格試験研究会
- 出版社/メーカー: 実務教育出版
- 発売日: 2018/10/29
- メディア: 単行本
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ですが専門試験の過去問がどこにも存在しない......!!!
ちなみにこれは数日前に知ったことなんですけど、人事院に請求すれば(多少お金はかかりますが)過去問をCD-ROM形式で送ってくれるそうです。
ただし、郵送までに1ヶ月かかるということなので、本当に早め早めから準備が必要ということみたいです。
【国家公務員試験の過去問入手方法】5分で申請終わる!国家一般職・国家総合職・労働基準監督官について紹介! | 公務員講座に払う金があったら旅行にでもいってこい
そういう大事なことはさあ、大きな字で見やすいところに書いておこうよ、人事院さんさあ
と思いつつも時すでにお寿司。
やる気も失せたのでノー対策で挑みます。
さて、当日です。
試験会場は自分の大学ですから、なんの緊張感もありません。
最初の専門試験はまずまずの出来。6割〜7割ってところでしょうか。
多重積分なんて1145141919年ぶりにやった気がします。
お昼休憩を挟み、後半の基礎能力試験です。
こちらは会心の出来。30分弱余らせる大勝を遂げました。
ウェブテスト職人として日々判断推理能力と言語処理能力を磨いている甲斐がありました。
後半の知識問題はほぼ落としているとしても7割は堅いでしょう。
数的処理の問題で面白かったのはこの問題。
今日受けた国家総合職試験の面白い問題
— 人生どうでも (@ii_da_ba_shi) April 28, 2019
「平日に2回有給を取ることでGWに10連休を錬成できる年は、ここ20年で何回あるか」 pic.twitter.com/dy9hGmCVjM
というわけで、1次試験の結果がでる5/10が楽しみになってきました。
今回はこの辺で〜